中古車売却時に課税される税金の種類
車を売却してお金を得た場合は、得たお金に税金がかかる場合があります。、
車を売った時にお金が手に入れば、それは収入(所得)とみなされます。
これは会社に務めて給料をもらう事、自分で仕事を受けて収入を得ることと同じで、収入が入ればその収入に対して税金がかかる事になります。
つまり、車を売却してお金が手に入った場合は税金を納付する必要があるのです。
課税されるとして、どんな税金がかかるのか?
車を売却した場合にかかる可能性のある税金は、2種類あります。
■ 所得税
所得税は1年を1月1日から12月31日までとして、その間に得た収入に課税される税金です。
車を売却してえたお金は収入なので、基本的に所得税がかかります。
所得税は確定申告によって決まるので、車を売却して収入を得たら確定申告を自分で行わないといけません。
■ 消費税
消費税はなにか物を購入したり、サービスを受けるときに購入する物やサービスの価格に加えて納付します。
例え個人であっても車を売却する場合は「物を売る」ことになるので、消費税が課税されます。
車の買取業者に売却する場合、基本的に消費税は込みと言う扱いになっています。
しかし実際には車の買取業者から支払われる売却代金には消費税分を含んでおらず、あくま売却する車の査定額だけが支払われます。
例え車の買取業者が消費税分を含めていないとしても、車を売却した以上消費税は課税されるので売却する側が負担する形になっています。
車を売却して収入を得た場合でも、課税されない場合もあります。
車の使用用途や、売却した時に得た金額などで課税されるかどうかが変わるので、車を売却したからといって必ず税金がかかるわけではありません。
車を売って収入があったら確定申告が必要?
車を売却した場合は、確定申告が必要になります。
会社に勤めて給料をもらっている人の場合でも同じで、車を売却して得たお金は勤務している会社とは何の関係もないために会社側で申告ができません。
あくまで個人で売却して収入を得ているので、自分で確定申告をする必要があります。
【ただし実際に確定申告が必要になる場合はほとんどない】
車を売却して収入を得れば、基本的には確定申告をして税金を納付することになります。
ただしほとんどの場合車を売却した時に得られるお金が購入した時の金額よりも安く買い取られるため、短期間で何度も車の売り買いを繰り返していない限りは確定申告が必要のない場合がほとんどです。
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