普通自動車の車検証を紛失した場合について

普通自動車の車検証を紛失した場合には?

自動車検査証の再交付には身分証明書などが必要なので事前に用意しておき、再交付が必要な車の排気量も確認しておきます。

 

 

普通車の自動車検査証再交付は運輸支局へ

 

自動車車検証の再交付は、車の排気量によって手続きを行う機関が違います。
普通車以上の自動車検査証を再交付したい場合は、管轄の運輸支局(あるいは自動車検査登録事務所)で行います。

 

軽自動車の場合は運輸支局ではなく、軽自動車検査協会に行かないと再交付ができないので、間違えないようにしてください。
(ただし、軽自動車検査協会は運輸支局と同じ場所か近くに存在することがほとんどなので、間違えたとしても歩いて移動できる距離なので特に問題はありません。)
⇒「軽自動車の車検証を紛失した場合

 

 

運輸支局ってなに?

 

運輸支局とは国土交通省の地方支局のことで、過去に陸運局と呼ばれていた機関です。
陸運支局の陸運部門の機能を持つ自動車検査登録事務所でも自動車検査証の再交付ができます。

 

 

 

運輸支局(または自動車検査登録事務所)へ行く前に用意するもの

 

汚損や欠損のある自動車検査証がある場合は持っていく

 

破れたり汚れたりしていても自動車検査証が残っている場合は用意しておきます。
紛失している場合は持っていくことができないので必要ありません。

 

身分証明書

 

運転免許証やパスポート、健康保険証、住民基本台帳カードなど、自治体や行政機関が発行するもので身分が特定できるものが必要です。
身分証明証は車の所有者のものではなく、再交付を申請する人のものを用意します。
再交付を申請する人が車の所有者であれば所有者本人の身分証明証、車の所有者ではない場合は再交付の申請をする人の身分証明証が必要です。

 

委任状

 

自動車検査証の再交付をする人が車の所有者ではない場合、車の所有者が認印が押してある委任状が必要です。

 

理由書

 

なぜ自動車検査証の再交付が必要なのか、その理由を書く書類です。
基本的には紛失や盗難で自動車検査証がない場合に用意します。
所定の書式に従い書きますが、検索エンジンで「車検証再交付 理由書」と検索すれば理由書のデータが見つかるので、ダウンロードしてプリントすれば使えます。
理由書は車の所有者本人が自動車検査証の再交付を申請する場合は必要ありません。

 

認印

 

車の所有者本人が自動車検査証の再交付を申請する場合必要です。実印でも良いのですが、認印で大丈夫です。

 

■シャチハタは厳禁

 

認印は実印ではありませんが、印鑑としては実印とあまり差はありません。
役所に登録しているかどうかの差だけなので、価格の安い「三文判」と言われる印鑑でも認印として利用できます。
ただし、シャチハタ(シャチハタ株式会社以外が販売している類似品含む)と言われるスタンプ式の印鑑は認印として扱われていないので利用できません。
特にシャチハタがだめだという法的な根拠はないようですが、一般的にシャチハタと言われるスタンプ式印鑑は行政機関などでは利用できないので、三文判、あるいは実印を持参してください。
忘れてしまった場合、自動車検査証の再交付はできません。

 

手数料

 

自動車検査証の再交付には手数料として300円が必要ですが、このほかに用紙代がかかる場合もあるのでお財布を忘れないでください。

 

 

これらを用意したら管轄の運輸支局へ出向き、以下の書類を入手します。
運輸支局の場所は国土交通省のサイトか、検索エンジンの地図で調べられます。


 
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