中古車査定額では価格交渉が出来る

中古車査定額の価格交渉が出来る

車の買取業者を利用して車を高く売ることを第一目標にする場合、車の買取業者をどう利用するかが大きな影響を及ぼします。

 

 

車の相客を買取業者に依頼する場合、必ず買取業者の査定を受けます。
この査定額は買取業者によって差が出ることが当たり前で、場合によっては数十万円の差が出てしまいます。
極端な例を挙げれば、買取業者Aで買取を拒否された車を買取業者Bで査定をしたら10万円の査定額が出たということも当たり前のようにあるのです。
このような誤差による損を防ぐには、複数の買取業者に査定を依頼して査定額を比べ、一番高い査定額を出した買取業者へ売却すると良いのですが、「高く売る」という目的を達成するのならこれだけでは不十分です。

 

 

【買取業者に価格交渉をしよう】

 

複数の買取業者に査定依頼をするのは、車の買取業者へ売却するときの基本中の基本で効果も大きいのですが、もっと効果を上げる方法があります。
まず、複数の買取業者に査定を申し込みます。
最初の買取業者が査定にやってきて査定額が出たら、交渉をしてできるだけ査定額を引き上げることを試みます。
ただし、この時点では交渉材料が相場価格しかないので、あまり食い下がる必要はありません。
査定額が決まったら、買取を承諾せずに保留します。
買取業者への売却は査定後にすぐ売るかどうかを組める必要はなく、出された査定額での買取を1週間程度は保証してくれるので、あわてて売却する必要はありません。
2番目の買取業者が来て査定額が出たら、1番目の買取業者が出した査定額と比較して高ければそれを交渉材料にして査定額の引き上げを試みます。
3番目以降の買取業者にも同じことを繰り返し、最終的に一番高い査定額を出してきた買取業者へ売却すれば一番高い値段で売却できます。

 

この方法は買取業者との駆け引きという面があるので、売却する車の相場価格と車の状態をある程度把握しておく必要がありますが、効果的に車を高く売りやすく手順も簡単なので、初めて車を売却する人でも問題なく実行できます。

 

 

【同時訪問の相見積もりでの価格交渉】

 

もっと駆け引きを取り入れたい場合は、査定依頼をした買取業者に同時に来てもらう「相見積もり」という手段もあります。
相見積もりを嫌う買取業者や、買取業者の都合で指定した日に査定ができない場合もあるので必ずうまく行くわけではありませんが、査定を依頼した買取業者同士で競りを行うような形になるので、買取業者間の駆け引きが始まり査定額も上がります。
買取業者間のやりとりはできるだけ静観し、業者がもうこれ以上は無理だと言うまで続けさせて、最終的に一番高い査定額を出した買取業者へ売却します。

 

 

気になるのはどちらの方法が高くなるかですが、売却する車や査定依頼をした買取業者と、査定にきた業者スタッフの質に左右されるので、試してみるまでははっきりとはわかりません。
どちらの方法を選んでも最終的な査定額に大きな差が出ることはほとんどないので、実行しやすい方法を選んでください。


 
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